SAS(睡眠時無呼吸症候群)
2002年9月より、睡眠専門外来の開設と、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の確定診断検査と内科的治療を開始しました。睡眠時無呼吸症候群の確定診断には、終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)検査(睡眠の精密検査)を採用し、内科的治療はマスク式持続気道陽圧(n‐CPAP)を採用しています。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸の異常が起こる事で、睡眠は分断され、良質な眠りが取れず、日中の眠気、集中力の低下などから仕事にも支障をきたし、交通事故や産業事故も越し易くなったりします。また、合併症として、糖尿病・高血圧・肺性心・脳梗塞・虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)などが報告されています。
本来、睡眠は体の調節機関を再調整し体を癒してくるものですが、睡眠時無呼吸症候群では、睡眠により体を痛めつけているともいえます。
睡眠外来では、問診から症状の確認・医師による診察で、SAS確定診断検査を行なうかどうか判断されます。かかりつけ医からの検査紹介により終夜睡眠ポリグラフィ検査入院予約も行います。
終夜睡眠ポリグラフィ検査は、1泊2日で入院して頂き、睡眠中の脳波(睡眠ステージ)・呼吸状態(無呼吸・低呼吸)・呼吸運動・睡眠体位・経皮的酸素飽和度・イビキ音・心電図・脚運動を調べます。
調べるといっても患者様には個室で朝まで睡眠をとって頂くだけです。技士が別室で一晩立ち会い検査にあたります。技士が当直する事で機械だけでは困難な細かなところまで観ることが出来ますし、患者様への対応もスムースに行なえます。
検査結果から睡眠時無呼吸症候群の有無と重症度を判定し、必要に応じてシーパップ(CPAP)療法の導入を行います。
シーパップ療法の導入は、改めて1泊2日の入院をし、シーパップ指摘圧定量(タイトレーション)という気道を確保できる圧力を検査する事が必要です。設定シーパップ圧とマスクを調整したシーパップ機器を貸し出します。
シーパップ療法の導入後は、1ヶ月に1回の定期的受診が必要となり、かかりつけ医や近医でも継続が可能です。
1泊2日の検査入院は、就労後(夕方6時頃)の入院・翌日の就労に間に合うように(朝7~8時)退院して頂けます。特別室(個室)特別食(朝食)をご用意致しますが、部屋代等の別料金は頂いておりません。
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